岳南電車のきっぷたち
2017年3月のダイヤ改正日をもって連絡運輸範囲の大幅縮小がなされた岳南電車に、縮小直前に訪れてまいりました。
まずはJR線との接続駅、吉原で終点の岳南江尾(がくなんえのお)駅までの硬券乗車券を購入。岳南電車はほとんどの列車がワンマン運転で、かつ一部時間帯を除き吉原と吉原本町以外は無人駅です。そのためこのきっぷは岳南江尾で下車時に回収されました。
終点の岳南江尾駅です。こぢんまりとした田舎の小駅といった感じです。構内には窓口跡もありました。乗りつぶしが済んだあとは有人駅の吉原本町に戻ります。
吉原本町駅です。こちらも外観は岳南江尾と似たような雰囲気になっています。写真では少し見づらいですが待合室には壁も扉もなく開放感あふれる造りとなっています。
各駅の掲示板にはこのような連絡範囲縮小のお知らせが掲出されていました。発売中止となる連絡乗車券の一覧が表示されており、われわれ収集鉄にとっては非常にありがたい情報源でした。
吉原本町では準片硬券を1枚購入しました。着駅は安倍川、用宗、島田、金谷、掛川です。
連絡乗車券ではなく現在も継続して発売している(はずの)岳南線内の硬券も1枚購入しました。ジヤトコ前まででオーダーしたところ、岳南原田との共通券がお出ましになりました。
吉原本町駅にはちょっとした鉄道グッズ展示スペースが併設されており、その一角に控えめに「車内補充券を窓口にて発売しています」と記載がありましたのでお願いしてみました。「後処理の都合上、吉原本町までの券にして欲しい」と言われましたので、ジヤトコ前からでオーダーしました。車内にて発売した着札を無効処理して渡した、という建前にしているのでしょうか。
そして吉原に戻ってJR完結の硬券を購入。おそらく連絡乗車券ではない純粋なJRの乗車券類としては最後の硬券だったのではないでしょうか。
吉原から190円区間の大人硬券と小児硬券です。大人券には小児断片も用意されていますが、別に小児専用券も設備されていました。
そして最後に、「新幹線に乗れる硬券」として有名な名古屋市内までの硬券乗車券です。経由の下には新幹線経由を示す下線が引かれており、ちょっとしたアクセントになっています。
このきっぷたち、様式はJRの旅客営業規則にも準拠したものになっている一方(画像では難しいかもしれませんが)よく見ると地紋が「PJRてつどう」地紋になっています。JRの地紋は6社で微妙に異なっていることは有名かと思いますが、地紋についても旅客営業規則の第186条に定めがありますが、ただし書きにより「別で定める場合」は異なる地紋を印刷できることになっています。基準規程の第182条にてその除外規定が定められていますが、JR東日本の規程では「連絡会社線との共同使用駅において印刷式券売機等により発行する乗車券」となっており微妙に適合しません。東海の旅客営業取扱細則(JR東海では基準規程のことをこう呼ぶようです)では違った定めになっているのでしょうか。
また、記事を書いている最中に気づきましたが発行箇所が「岳南電車 吉原本町駅発行」になっていますが、これは一体…。
まずはJR線との接続駅、吉原で終点の岳南江尾(がくなんえのお)駅までの硬券乗車券を購入。岳南電車はほとんどの列車がワンマン運転で、かつ一部時間帯を除き吉原と吉原本町以外は無人駅です。そのためこのきっぷは岳南江尾で下車時に回収されました。
終点の岳南江尾駅です。こぢんまりとした田舎の小駅といった感じです。構内には窓口跡もありました。乗りつぶしが済んだあとは有人駅の吉原本町に戻ります。
吉原本町駅です。こちらも外観は岳南江尾と似たような雰囲気になっています。写真では少し見づらいですが待合室には壁も扉もなく開放感あふれる造りとなっています。
各駅の掲示板にはこのような連絡範囲縮小のお知らせが掲出されていました。発売中止となる連絡乗車券の一覧が表示されており、われわれ収集鉄にとっては非常にありがたい情報源でした。
吉原本町では準片硬券を1枚購入しました。着駅は安倍川、用宗、島田、金谷、掛川です。
連絡乗車券ではなく現在も継続して発売している(はずの)岳南線内の硬券も1枚購入しました。ジヤトコ前まででオーダーしたところ、岳南原田との共通券がお出ましになりました。
吉原本町駅にはちょっとした鉄道グッズ展示スペースが併設されており、その一角に控えめに「車内補充券を窓口にて発売しています」と記載がありましたのでお願いしてみました。「後処理の都合上、吉原本町までの券にして欲しい」と言われましたので、ジヤトコ前からでオーダーしました。車内にて発売した着札を無効処理して渡した、という建前にしているのでしょうか。
そして吉原に戻ってJR完結の硬券を購入。おそらく連絡乗車券ではない純粋なJRの乗車券類としては最後の硬券だったのではないでしょうか。
吉原から190円区間の大人硬券と小児硬券です。大人券には小児断片も用意されていますが、別に小児専用券も設備されていました。
そして最後に、「新幹線に乗れる硬券」として有名な名古屋市内までの硬券乗車券です。経由の下には新幹線経由を示す下線が引かれており、ちょっとしたアクセントになっています。
このきっぷたち、様式はJRの旅客営業規則にも準拠したものになっている一方(画像では難しいかもしれませんが)よく見ると地紋が「PJRてつどう」地紋になっています。JRの地紋は6社で微妙に異なっていることは有名かと思いますが、地紋についても旅客営業規則の第186条に定めがありますが、ただし書きにより「別で定める場合」は異なる地紋を印刷できることになっています。基準規程の第182条にてその除外規定が定められていますが、JR東日本の規程では「連絡会社線との共同使用駅において印刷式券売機等により発行する乗車券」となっており微妙に適合しません。東海の旅客営業取扱細則(JR東海では基準規程のことをこう呼ぶようです)では違った定めになっているのでしょうか。
また、記事を書いている最中に気づきましたが発行箇所が「岳南電車 吉原本町駅発行」になっていますが、これは一体…。
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