KORAIL 券売機乗車券
KORAIL(韓国鉄道公社)の券売機で購入した乗車券です。KORAILでは首都圏電鉄線(いわゆる地下鉄)区間を除き普通列車が事実上全廃されており、主要な幹線を走る列車は全て指定制となっています。このきっぷは水原(スウォン)15:51発のセマウル1157号で天安(チョナン)までの乗車券です。
KORAILでは駅に改札がなく、すべて車内改札制となっていますが、車掌端末で指定席の発売状況が確認できるため指定の座席に座っている場合は改札を受けることがほとんどありません。そのためきっぷの大きさの制約がなく窓口にて乗車券を購入するとレシートタイプのきっぷが発行されますが、券売機にて購入するといわゆるきっぷタイプの乗車券とレシートタイプの領収書が発行されるという少し不思議なシステムになっています。
券売機は多言語対応しておらず画面は全てハングル表記で、かつクレジットカードも国内で発行されたものにしか対応していない上に、クレジットカード専用券売機がそれなりの数あるため、外国人にはかなり利用ハードルの高い存在になっています。なのに券面にはアルファベット表記が併記されています。