2015年6月18日木曜日

台湾の駅弁発祥の地「池上」の飯包文化故事館(池上弁当博物館)に行ってみた

池上飯包文化故事館 外観
次にやって来ましたのは台東から列車で北へ40分ほどの池上駅から徒歩数分の「池上飯包文化故事館」です。飯包とは弁当のことで、便當と書くこともあります。日本語に訳せば「池上弁当博物館」あたりでしょうか。池上駅は台湾における駅弁発祥の地と言われているようで、今なおホームでの立ち売りが行われている数少ない駅です。


池上飯包文化故事館 保存車両池上飯包文化故事館 保存車両内装
故事館の前にはDR2000が2両静態保存されており、中に入ることもできます。車内には家庭用エアコンやテーブルが追設されているため内装はがらりと変わっており、当時の雰囲気をそのままに保存しているとは言えないのが残念です。

池上飯包文化故事館 レトロ看板
池上飯包文化故事館 内装
館内に入ると日本語の広告類が目につきます。レトロ感を演出するために日本統治時代を再現して設置しているのでしょう。

池上飯包文化故事館 展示
展示室は2階にあり、地元名産の池上米や調理器具や調理方法などをはじめ、包装容器やおかずなどといった駅弁に関する展示がなされています。ただし解説文などは全て中国語で書かれており、日本語はおろか英語の翻訳もされておらず、読解にはそれなりの覚悟が必要です。(私は諦めてしまいました。。)なお展示室はそこまで広いわけではないため、隅々までよく見学するとしても概ね30分~1時間程度を見込んでおけば十分かと思われます。


池上飯包文化故事館 売店池上飯包文化故事館 売店
1階は物販コーナーになっています。池上米を始めとした地元名産品や、(必ずしも地元のものというわけではないですが)お菓子などのお土産に加え、一般的な飲み物や、レトロな館内に合わせた駄菓子などが販売されいます。

池上飯包文化故事館 お弁当
また、物販コーナーの脇には池上弁当の販売カウンターもあり、イートインコーナーや先ほどの車内などでそのまま食べることもできます。


池上飯包文化故事館は池上駅を出て正面の道をよそ徒歩およそ5分、
突き当たりの右側にあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿