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2020年11月5日木曜日

補票(台湾の車内補充券)

補票(台湾の車内補充券) 自強 知本→池上
知本→池上の自強號車内乗車券です。
台湾には無人駅がほとんどなく、また乗車券を所持せずに列車に乗車した場合は罰金として割増運賃を支払わなければならないと法律で定められていることから、特に外国人にとって車内補充券を購入するのは至難の技と言えるでしょう。できるとすれば数少ない田舎の無人駅から乗車するか、車内で区間変更等を申し出るかのいずれかになりそうです。

この乗車券は、知本駅で本来乗り継げないはずの列車が遅れのためまだ駅に停車しているのが外から見えたため、改札係員に頼んで乗車券なしで改札を通してもらった後、車掌に事情を説明して購入したものです。

2017年8月2日水曜日

尾張一宮駅発行 区間変更券(乗越)

尾張一宮駅発行 区間変更券(乗越)(改札補充券)
尾張一宮駅発行の区間変更券です。改札補充券にて発行されました。
高塚→稲沢の片道乗車券を岐阜までに変更と申し出ました。確認の時間を含め約10分程度とスムーズに発行いただけました。原券は114.7キロと100キロをを超えているため差額精算ではなく打切計算となり、収受額は稲沢→岐阜の320円となっており、事由欄も「区変打切」と表記されています(本来は区変で十分です)。
なお高塚→岐阜間は133.9キロで通し購入すると2,270円ですが、今回は原券1,940円+精算額320円で計2,260円と10円安くなっています。

2017年1月22日日曜日

学割の連絡乗車券の区間変更

※はじめに (「学割 区間変更」あたりで検索してたどり着いた方へ)
JRのきっぷは購入後1回に限り変更(乗車変更といいます)ができます(ただし有効期間が過ぎていないことが条件です)。手数料はかかりません。学割であっても乗車変更は可能で、かつ新しい学割証は不要です。
ただし既に変更済みのきっぷを再度変更することはできず、一旦払戻をした上で再度新しく購入することになります。ですので手数料がかかりますし、学割であれば再度学割証が必要になります(新しく購入するためです)。

迷い込んでしまった人のための前置きが済んだところで本題は以下から始まります。


JR西日本 車内補充券(車補) 区変 原券:京都→城崎温泉 変更区間:福知山→京丹後大宮 学割
JR西日本の車発機にて発行された区間変更券です。京都→城崎温泉の学割乗車券を京都→京丹後大宮に変更しています。
区間変更は、規則第249条第2項第1号イの但し書きにより不乗区間と変更区間の無割引の運賃を比較することになっています。この条文がわかりづらく「学割券は区変できない!」などとのたまう駅員さんもちらほら・・・。今回は不乗区間が福知山~城崎温泉(運賃1,140円)、変更区間が福知山~京丹後大宮(運賃1,050円)のため過剰額90円は払い戻されず、収受額なしとなりました。
しかしながら、連絡乗車券の区間変更については連絡運輸規則にて特例が定められており、「不乗区間の割引運賃」と「変更区間の無割引の運賃」を比較することになっています。これは私鉄においては学割が設定されていないことが多く、その際に通常と同じ計算方法をしてしまうと私鉄線内においても学割の効力が及んでしまいかねないことになり、そういった事態を防ぐための規定といえるでしょう。そのため、この規定を踏まえれば不乗区間が1,140円の2割引で910円、変更区間が1,050円で140円収受が正当となります。

2016年12月3日土曜日

区間変更券(マルス)

マルス発行 区間変更券 京都丹後鉄道連絡乗車券 東福寺→与謝野(福知山経由)
京都駅の改札内窓口にて発行の区間変更券です。
東福寺→140円区間を原券に、京都丹後鉄道の与謝野駅までに区間変更しています。
原券が100キロ未満などで差額精算の場合に限りマルスでの取扱が可能なようです。
変更区間の営業キロが100キロを超えているため有効2日間で途中下車が可能です。変更後、さっそく京都駅の自動改札にて途中下車をしています。

2016年5月15日日曜日

東京メトロ 西日暮里駅発行 区間変更券

東京メトロ 区間変更券 田端→亀有
東京メトロの区間変更券です。田端→140円区間を原券とし地下鉄千代田線経由で亀有までの区間変更を申し出ました。
西日暮里駅にはJRと地下鉄千代田線の乗換改札があります。この乗換改札は当然ながらJR単独や地下鉄単独等の誤った乗車券では通過ができないません。そのため改札脇の精算所でこのような区間変更券が発行されています。

2016年5月13日金曜日

東京メトロ 区間変更券その2

東京メトロ 区間変更券 東大前→都営地下鉄280円区間 (領収金額0円)
東京メトロ日本橋駅発行の区間変更券です。
東大前から280円区間のメトロ単独券を購入し、日本橋駅の精算機で都営地下鉄連絡に区間変更しました。

2016年4月8日金曜日

事由「分割」・「分割区変」

JR東海 車内補充券(車補) 分割区変・区変
東海道新幹線の車内補充券です。2枚が1つながりになっており、1枚は事由「分割区変」、2枚目は「分割」となっています。
原券は表記の通り京都から三河安城までの乗車券と新幹線自由席特急券の一葉券で、それを乗車券のみ東海道線岡崎駅まで乗り越ししました。
事由「分割」とは、「2人以上の旅客に対して1枚で発行した乗車券類の分割又は2種類以上の乗車券類を1枚で発行した乗車券類の分割の取扱いをする場合」に用いることになっています。分割には変更収受区間が存在しないので、出てくるきっぷにも記載されていません。一様券の乗車券部分のみ区間変更する場合はこのように特急券のみを「分割」で発行しなおし、乗車券を「分割区変」で区間変更する扱いが正当のようです。

2016年1月21日木曜日

都営地下鉄 区間変更券

都営地下鉄 区間変更券 押上→220円区間 (領収金額1,060円)
都営地下鉄蔵前駅発行の区間変更券です。
押上から蔵前は180円ですが、上野御徒町まで乗車予定でしたので220円区間までに精算機で区間変更しました。
領収金額は1,060円となっていますが、これは成田湯川から京成本線経由押上方面行きの乗車券が購入できず、駅員さんと相談して空港第2ビルまでの乗車券を購入し、下車駅で精算するように言われたためです。

2016年1月3日日曜日

東京メトロ 区間変更券その1

東京メトロ 区間変更券 北千住→240円区間 飯田橋駅発行
東京メトロ飯田橋駅発行の区間変更券です。
飯田橋駅は南北線と東西線の改札外乗換ができる駅となっています。
北千住から飯田橋の隣の後楽園までは200円ですが、飯田橋までは240円のため、
乗換のため改札機を通過しようとすると区間外として弾かれます。
そのため改札窓口での区間変更が必要になります。
ただし東京メトロでは、改札外乗換の多さからか精算機でも
区間変更が可能になっているようです。

2015年9月30日水曜日

JR西日本 大阪駅発行 区間変更券

JR西日本 大阪駅発行 区間変更券
JR大阪駅発行の区間変更券です。内容は以下の通りです。
原券: 白浜→武田尾(経由: 紀勢、阪和、環状内回り、東海道、福知山線)3,670円(乗変)
大阪駅から方向を変更し、京都駅までとするように変更を申し出ました。

2015年5月18日月曜日

博多~小倉間 常備式区間変更券

JR九州 博多~小倉 常備式区間変更券(裏面白地)
小倉駅発行の常備式区間変更券です。新幹線経由の乗車券を鹿児島本線経由に区間変更しました。上り・下りのいずれにも使用できるよう両方向の矢印で表記されています。
小倉駅のみどりの窓口で申し出たところ、案外すんなりと発券されました。同区間は在来線に加算運賃が設定されていることから(営業キロは同一ながら)新在別線扱いとなり、新幹線経由の乗車券で鹿児島本線に乗車する場合は(加算運賃ぶん)追加運賃が必要です。
ちなみに原券は京都→金沢→博多の連続乗車券で、5月1日から9日間有効でした。よって本来ならば旅客営業規則第246条から、有効期間は発売当日限り有効が正当です。

2015年2月2日月曜日

京成電鉄 区間変更券 芝山鉄道 普通乗車券

京成電鉄 区間変更券
京成高砂駅発行の京成電鉄の区間変更券です。原券は芝山千代田~東成田間の普通乗車券です。
京成高砂駅は京成本線と京成金町線の乗換駅ですが両線は改札外乗換となっており、精算機および自動改札機を使用し乗車券が回収されては困るため改札窓口で金町駅までの乗車券に変更を申し出ました。
ちなみに区間変更とは一般に(=JRでは)、使用開始後の乗車券類の区間を変更することを言います。使用開始前に変更を申し出た場合は区間変更とは言わず乗車券類変更といいます。

芝山鉄道 普通乗車券
芝山千代田駅にて記念購入した乗車券です。実際に使用したもの、上の区間変更券の原券と同じものです。