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2023年1月3日火曜日

台湾高速鉄路 外国人専用割引乗車券


台湾高鐵の外国人専用割引乗車券です。券面には外国人専用の割引が適用されていることを示す「海外優惠」の表記と、あらかじめkkdayのウェブサイトで支払済のため「NT$ 0」と表記されています。日本でもバリ得こだまなど旅行代理店で支払済の○契乗車証には金額が表記されないこととよく似ています。kkdayのウェブサイトで区間を選択し支払いを済ませたあと、台湾高鐵の予約サイトで座席を予約する必要があります。予約サイトでの予約は前日まで、予約の変更は1時間前までと期限が早めに設定されているので注意が必要です。
乗車券は有人のきっぷ売場でパスポートを提示して受け取ります。予約番号があるとスムーズですが、出発時刻の30分前を過ぎると予約サイトでは確認できなくなるので、事前に控えておくのがおすすめです。

2020年11月5日木曜日

補票(台湾の車内補充券)

補票(台湾の車内補充券) 自強 知本→池上
知本→池上の自強號車内乗車券です。
台湾には無人駅がほとんどなく、また乗車券を所持せずに列車に乗車した場合は罰金として割増運賃を支払わなければならないと法律で定められていることから、特に外国人にとって車内補充券を購入するのは至難の技と言えるでしょう。できるとすれば数少ない田舎の無人駅から乗車するか、車内で区間変更等を申し出るかのいずれかになりそうです。

この乗車券は、知本駅で本来乗り継げないはずの列車が遅れのためまだ駅に停車しているのが外から見えたため、改札係員に頼んで乗車券なしで改札を通してもらった後、車掌に事情を説明して購入したものです。

2019年10月13日日曜日

台鐵の新システム発行乗車券


台鐵の新システムで発行された乗車券です。台鐵では2019年4月9日より4代目となる新システムの稼働を開始し、同23日乗車以降の乗車券は新システムによる発行としています。


なお自動券売機は従来の端末を流用しているためか、乗車券の様式は従来のものと同一となっており、券番など一部のみ新システムに準拠するかたちとなっています。


また、同日より6月29日までの間、莒光號に80キロ以上乗車する場合、20%引きとなるキャンペーンを実施していました。そのため、上の乗車券はいずれも同日・同列車の乗車券ですが、区間が長いほうが運賃が低廉となる逆転現象が発生しています。
なお記事執筆時点では、2019年12月31日までの間、東部幹線と南迴線を運行する21本の莒光號を対象に30%引きとなるキャンペーンを実施しています。ただし蘇澳駅を発着する列車、団体列車、週1往復の夜行列車は対象外となっており、一方で東部幹線と西部幹線をまたがって運行する列車では西部幹線内完結の区間でも割引対象となっているようです。

2019年5月11日土曜日

阿里山森林鉄路 乗車券


阿里山森林鉄道の乗車券です。画像では地紋がないように見えますが薄っすらとあります。磁気化されておらず裏面には森林鉄路の路線図が描かれていますが、乗車券の裁断と合っていないため掲載は割愛します。
阿里山森林鉄道の嘉義線(本線)は嘉義駅を起点に北門駅、奮起湖駅、十字路駅、阿里山駅を経て沼平駅に至りますが、途中に災害不通区間があり現在は嘉義駅~十字路駅と神木駅~阿里山駅~沼平駅のみ運行されています。北門駅に車庫があるため入出庫もかねた区間列車が朝に北門駅→嘉義駅で、夕方に嘉義駅→北門駅で運行されています。しかし運賃は42元とバスの運賃の倍以上となっており、乗客は皆無でした。

2018年7月3日火曜日

(台湾) 自動改札機での乗車券回収を中止

下車時にも穴が開けられた台鉄の乗車券
台湾鉄路管理局の乗車券です。パンチ穴が2つ開けられています。片方は乗車時に自動改札機にて開けられましたが、内側の穴は下車時に自動改札機にて開けられたものです。
台鉄では2018年1月から自動改札機での乗車券回収を試験的に中止しています。以前は日本の自動改札機のように下車出場時は乗車券を回収していました。
ちなみに余談ですがこの乗車券は莒光號の乗車券ですが、商務車廂の文字が入っている通り商務車(日本で言うグリーン車)の乗車券です。そのため運賃は自強號用の賃率で計算されています。また2015年(まだ商務車が定期列車として運行されていた頃)に乗車した際とは乗車券の印字が微妙に異なっていました。

2018年2月3日土曜日

南海電鉄・桃園捷運の共同企画乗車券「四社連携協定紀念 旅行"台灣↔大阪"乗車券」

四社連携協定紀念 旅行
四社連携協定紀念 旅行
「四社連携協定紀念 旅行"台灣↔大阪"乗車券」です。この乗車券は、南海電鉄と桃園捷運(桃園メトロ)が共同で発売している、大阪のなんば~関西空港間の片道乗車券・ラピート特急券(スーパーシート)と、台湾の台北駅~桃園空港間の片道乗車券がセットになった割引乗車券です。日本で購入の場合は1,770円、台湾で購入の場合は470元とそれぞれの通貨で価格が設定されています。レートとしては約3.77と直近半年間の実勢レート並となっています。画像では分かりづらいですが高級感のある光沢の地紋が入っています。
通常価格は南海電鉄ぶんが1,480円(通年販売の企画乗車券「関空トク割ラピートきっぷ」の価格)、桃園捷運ぶんが約600円(企画乗車券のレートを準用。実売価格は160元)のため合計約2,080円となり、今回の企画乗車券は約300円(約80元)分の割引となっています。

2017年4月22日土曜日

台北観光パス(臺北觀光護照)

台北観光パス(臺北觀光護照)台北観光パス(臺北觀光護照) 裏面
台北の乗り放題券「台北観光パス」です。台北捷運(地下鉄)と台北市バス、新北市バスが2日間乗り放題になります。台北捷運の駅窓口にて購入することができます。バスに乗車しない場合は、台北捷運専用のフリー乗車券のほうが安価に購入できます。
市内を走るバスは、台北市・新北市の交通局が管轄する市バス(路線番号が3桁以下)と、国の交通部公路総局が管轄する長距離バス(路線番号が4桁)があります。このパスで乗車できるのは、市が管轄する市バスのみなので注意が必要です。

2017年3月3日金曜日

WILLER EXPRESS 北信越 國光客運塗装 成田シャトル用車両 成田200か1246

WILLER EXPRESS 北信越 國光客運塗装 成田シャトル用車両 成田200か1246 QTG-MS96VP
WILLER EXPRESS 北信越のエアロエース(QTG-MS96VP)です。JR山手線の大崎駅と成田空港・芝山町を結ぶ「成田シャトル」専用車両です。台湾のバス会社「國光客運」との提携記念として同社の塗装がなされています。
他方、台湾側でも、WILLER EXPRESS 塗装の車両が台北~桃園空港間で運行されているようです。

2016年12月31日土曜日

台湾鉄路管理局 代売乗車券(郵便局でのきっぷ受取)

臺灣鐵路管理局 代売乗車券(郵便局) 復興 七堵→樹林
台湾の郵便局で購入した臺灣鐵路管理局の乗車券です。
台鐵ではネット予約者向けに郵便局とコンビニで乗車券を支払・受取できるシステムが導入されています。外国人は対象外だったと記憶していますが、試してみたところ受け取ることができました。
手順としては通常の駅窓口で支払・受取する場合と同様、予約番号と身分証を提出すればOKでした。もちろん自動改札機には対応していないので、使用する際には有人改札を通ることになります。
手数料が必要にもかかわらず台湾の駅ではこの大型乗車券を手に有人改札を利用する姿をしばしば見かけます。

ただし、

  • 事前にクレジットカード決済をしている場合は受取ができない点
  • 手数料8元(約35~40円)が必要になる点

には注意が必要です。

2016年12月24日土曜日

台湾鉄路管理局 加祿→台北 硬券乗車券

臺灣鐵路管理局 加祿→台北 硬券乗車券 臺灣鐵路管理局 加祿→台北 硬券乗車券裏面
臺灣鐵路管理局 南廻線の加祿から台北までの硬券乗車券です。
台鐵での硬券発売も年々減少の一途をたどっており、長距離券を発売している箇所は数えるほどしかないようです。
なお台鐵ではICカード式乗車券の普及に伴い規則が改定され、長距離乗車券であっても当日限り有効となりました。しかしながらこの乗車券はその後も新券が設備されるでもなく券面訂正もされず、そのまま発売されていました。実使用はしていませんが、その際の取扱が気になります。

2016年11月22日火曜日

台湾鉄路管理局 異級票

臺灣鐵路管理局 異級票 自強 台北→新竹 (松山→台北 區間)

臺灣鐵路管理局の異級票です。一見すると台北~新竹間の乗車券のように見えますが、
中央に小さく「松山→台北 區間車」と書かれている通り、このきっぷ1枚で松山→台北の區間車、台北→新竹の自強號に乗車できます。JRで例えれば、松山~新竹間の乗車券と台北~新竹間の指定席特急券が一葉になっているもの、のような感じでしょうか。
日本の場合、乗車券と特急券は別建てですが、台鐵の場合そもそもの運賃が列車種別によって異なるため、區間車と自強號では同じ区間でも運賃が異なります。そのため、異なる種別の列車を乗り継ぐ場合は基本的に乗車券を乗車列車ごとに別々で購入することになります。ただし台鐵では遠距離逓減が導入されていないため、別々に乗車券を購入しても一般には運賃額は変わりませんが、初乗り運賃が適用される10キロ未満の短距離利用の場合、異級票では運賃を実際のキロ程に応じて算出するためほんの少し安価となります。
台北~新竹間の自強運賃177元に別で松山~台北間の區間車運賃15元を購入すると計192元となりますが、異級票であれば松山~台北間の営業キロである6.4キロに區間車の賃率1.46元/kmを乗じた9元を加えた186元が合計の運賃となっています。この例では発駅方で區間車に乗車していますが、着駅方で區間車に乗る異級票や、発着両方で區間車に乗る異級票といったバリエーションもあります。

2016年7月21日木曜日

台湾鉄路管理局 聯運票(連絡乗車券)

臺灣鐵路管理局 聯運票(連絡乗車券) 花蓮→台北(羅東→台北は高速バス利用)
臺灣鐵路管理局の聯運票(連絡乗車券)です。
台鉄局もかつては数多くの連絡運輸を行っていたようですが、現在は台北~羅東~花蓮の鐵公路聯運(鉄道と高速バスの連絡運輸)のみのようです。台北~羅東間は高速バス、羅東~花蓮間は鉄道、という連絡乗車券で、乗継割引として約17%程度の割引がされています。
台北~羅東間の高速バスは複数の事業者が運行しており、事業者ごとに運賃が違うため、乗車券を購入する時点でどのバス事業者を利用するか申告する必要があります。また臺鐵局は列車種別により運賃が異なりますが、この乗車券は區間車(普通列車)用で、莒光號(急行列車)や自強號(特急列車)に乗車するには、追加運賃が必要です。

花蓮駅カウンター
花蓮駅のきっぷうりば横には、葛瑪蘭客運による聯運票の専用窓口も設けられており、利用客の多さ、またバス事業者の本気度が分かるような気がします。

2016年6月10日金曜日

台湾鉄路管理局 補票(加價)

台灣鐵路管理局 補票(加價) 自強  金崙→台東 (原券普快)
台鐵の補票(精算券)です。
枋寮→台東の普快車乗車券で金崙から自強號に乗り換え、車内にて差額を支払ったときの、日本風に言うと車内補充券です。台鐵は列車種別により運賃が異なるため、途中駅で運賃区分の異なる列車に乗り換える場合は加價票(かかひょう、新字体で書くと加価票)ないしは異級票を購入することになります。加價票は駅でも購入することができますが、駅で購入する場合は自駅(自駅が当該列車の停車駅でない場合は直近の停車駅)を発駅とするものしか規則上は発売できないことになっているため、車内で精算することとしました。
駅で購入する加價票は日本でいうところの特急券のように原券と併用することが前提となるため、車内で精算しても同様になると予想していましたが、渡された補票には画像のように原券情報が記載され、原券は回収となりました。日本での使用開始後の乗車変更に似ています。

2016年5月22日日曜日

台鉄高雄駅 前後站通行券

台鐵高雄車站 前後站通行券
台灣鐵路管理局高雄駅の前後站通行券(駅構内通行券)です。
前站とは日本語で言うところの表口、後站とは裏口です。台鐵にも入場券の制度はありますが、近年では入場券を不売とする動きがあるようです。その一環か、はたまた純粋なサービス品質向上の一環かは分かりませんが、高雄駅では駅構内の通り抜け目的であれば20分間に限り無料で駅に入場できるようです。
通行券は銀行等の番号札のように改札付近に置かれた発行機で旅客が自由に発行できるようになっています。発行日と時刻、およびどちらの改札口で発行されたかが印字されており、また券面には「駅構内の通り抜け目的であれば20分間に限り無料」との記載もあります。
なお現在では線路の地下化に伴い、改札を通らずに駅の南北を行き来することができるようになっています。

2015年12月31日木曜日

薄紙式車票(台湾の補充券)

臺灣鐵路管理局 復興號乗車票 薄紙式(補充券) 車埕→集集
集集線の終点車埕(しゃてい)から集集までの乗車券です。
この車埕駅には出札窓口がありますが、いわゆる簡易委託駅で、水里郷公所が受託しています。
郷は台湾の行政区分のひとつで、日本でいうところの「村」にあたります。

2015年7月7日火曜日

台鉄局が7月30日から支線区運賃を導入


交通部臺灣鐵路管理局 公告  台鐵局自104年7月15日(交易日)起,實施支線區段票價,並調整支線一日券售價如下:一、支線區段票價,10公里內票價15元,超過10公里時,每3.5公里增加5元(未滿3.5公里部分按3.5公里計算)。...
Posted by 交通部臺灣鐵路管理局 on 2015年7月3日
今まで全路線に同一の賃率を導入していた台鉄局が、
7月15日から支線区(平渓線、内湾・六家線、集集線)階段式運賃を導入し、
あわせて支線区用の一日券の価格を見直します。
運賃は、 10 km までは15元で、それ以降 3.5 km ごとに5元を加算します。
ただし 3.5 km に満たない端数は切り上げて計算します。
なお定期運賃と使用済み一日券の兌換制度については現状維持となるようです。
一日券の価格と三角運賃表は上記Facebookページを参照ください。


幹線と支線を跨って乗車する場合の運賃について何の規定もありませんが、
それぞれ単独で計算した運賃を合算するのか、それとも短距離利用に関しては
何らかの割引がされるのか、気になるところであります。

(2015/8/5 16:05 追記)
本局にメールで問い合わせたところ、幹線と支線を跨って乗車する場合の運賃は、
それぞれ単独で計算した運賃を合算する、との回答を得ました。
上記公告によれば、菁桐~三貂嶺間の運賃は20元で、三貂嶺~猴硐間の距離は
2.5 km と 10 km 未満なので 10 km とみなし、區間車賃率は 1.46 元 / km なので
この区間の運賃は15元、菁桐~猴硐間の運賃は35元となりそうです。
一方、公式サイトの運賃照会システムおよび公式携帯アプリによれば、
菁桐~猴硐間の運賃は24元のようです。
これは従来の運賃である22元とも異なる値ですが、三貂嶺~猴硐間のキロ数を
切り上げずに計算すればこの区間の運賃は4元、合計24元となり辻褄があいます。
したがって、幹線と支線を跨って乗車する場合の運賃については、
「原則としてそれぞれ単独で計算した運賃を合算するが、幹線の運賃に関しては
10 km 未満の切り上げは行わない」というのが正解のようです。

2015年7月4日土曜日

台湾鉄道のインターネット予約方法

日本であれば各社ごとに会員制のインターネット予約システムもありますが、台湾鉄道のネット予約システムは会員登録不要、クレジットカードも制限なしと、どこぞのJ*とかいう鉄道会社と大違いの親切設計になっています。もちろん外国人も利用可能で、日本語サイトまで用意されています。

2015年6月26日金曜日

台湾高速鉄路(台湾新幹線)の乗車券

臺灣高速鐵路 自由席券
臺灣高速鐵路 乗車券裏面

臺灣高速鐵路 指定券

台湾新幹線こと臺灣高速鐵路の乗車券です。
日本や台湾鉄路局のきっぷに比べ、しっかりしたカード式の乗車券になっています。そのため改札機に通す方向が厳密に定まっており、間違った方向に挿入しても吸い込まれないような構造になっています。改札機に通す方向は裏面の矢印の通りで、裏面の磁気ストライプが入っている面を上にして自動改札機に通します。日本の感覚とは逆なので、表面を上に通そうとしてきっぷが吸い込まれない!!と慌てないように気をつけましょう。なお降車時に自動改札機にきっぷを通しても回収されずに戻ってくるという、収集家にとってはありがたい仕様になっています。

ちなみに、きっぷは指定席でも自由席でも、窓口だけでなく自動券売機で買うこともでき、信用卡(=クレジットカード)で決済することもできます。上に掲載しているきっぷはいずれも券売機にてクレジットカードで購入したものです。乗車日時と乗車区間を選択すれば列車一覧が表示されるので、乗車する列車と設備(自由席か普通車指定席か商務車(=グリーン車))を選択し、現金かクレジットカードを投入し、クレジットカードの場合は暗証番号を入力すればOKです。指定席ならばシートマップから座席を選択することもできます。

2015年6月23日火曜日

台湾旅行(その1-3) 大坡池重要濕地・池上郷福德宮

大坡池重要濕地
池上飯包文化故事館の見学が予想以上に早く終わってしまったため、
付近をしばらく散策していました。
いい景色だなぁと思って何となく撮った写真ですが、よく見返してみると右の看板に
「國家級濕地生態公園」と書かれています。
後から調べて見ると、この用水路の奥には「大坡池」という名前の池があり、
その周辺が重要湿地として中華民国政府に指定されているようでした。
残念ながらこの時はそんなこともつゆ知らず、大坡池のほうへは行きませんでした。

2015年6月18日木曜日

台湾の駅弁発祥の地「池上」の飯包文化故事館(池上弁当博物館)に行ってみた

池上飯包文化故事館 外観
次にやって来ましたのは台東から列車で北へ40分ほどの池上駅から徒歩数分の「池上飯包文化故事館」です。飯包とは弁当のことで、便當と書くこともあります。日本語に訳せば「池上弁当博物館」あたりでしょうか。池上駅は台湾における駅弁発祥の地と言われているようで、今なおホームでの立ち売りが行われている数少ない駅です。