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2023年10月15日日曜日

日本人が北朝鮮に行ったら色々と大変なことが起きた話(導入編)

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に行ってみたから2年後の2019年、遂に私は朝鮮を訪れることにした。とはいえ朝鮮を訪れるのは実は2度目ではあるのだが今回は色々と大変なことが起きたので、それらの出来事についても焦点を当てつつ今更ながら旅行記を書いてみることにする。

2019年3月31日日曜日

北京で北朝鮮の美術や食が楽しめる「朝鮮万寿台創作社美術館」「平壌玉流館第一分店」

※この記事は2018年5月の訪問時点の情報に基づいています※

中国は北朝鮮にとって第一の友好国であり外の世界と交流する際の窓口のような存在です。そのこともあってか中国には多くの北朝鮮レストラン(通称北レス)があることはそれなりに知られていることかと思います。そんな中、北京市の郊外には一風変わった施設があります。


2017年8月25日金曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(脱出編②)


そして憧れの無空調列車、25B形でまずは通化へ。とは言いつつも車窓は割と単調でかなりの間眠っていた。

2017年8月16日水曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(犬肉編)

下山後、犬肉通りに戻ってくるわけだが、まだ夕食には時間が早かったので一旦宿に戻った。しかしながらこの日の夕食は長白での最後の晩餐ということなので、もちろん犬肉を頂くということは心に固く決めていた。


というわけで宿でテレビを観ながら腹が空くまで待機して、再び犬肉通りへ。しかし本当に店が多くてどこにしようか迷ってしまう。結局店の中を覗き込みながら3往復くらいしてようやく「焼肉・村」(烤肉・村)という名前の店に決めた。

2017年8月12日土曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(脱出編①)

最終日のバスは7時発だったので5時半にチェックアウトする旨を前日に伝えてはいたものの、チェックイン時の事件を思い出すとやはり少し不安が残った。しかしながら実際に朝起きてみるときちんと待機をしていてくれた。中国人でもさすがにやるときはちゃんとやってくれるということだ。無事デポジットを受け取りバスターミナルに向かう。ちなみに中国の宿ではほぼ必ずデポジットを取られる上、チェックアウト時に客室の検査があるが、ここの宿ではデポジットの徴収こそあれども退室検査がなかった。何のためのデポジットだったのか。

「張記粥餅城」外装
「張記粥餅城」で朝食をスピーディにとりつつバスターミナルに向かう。少し急ぎすぎてバスターミナルで30分近くも待つ羽目になったが、そのぶん内装写真がたくさん撮れたのでよしとする。そして午前7時、3泊4日もの長期にわたり滞在した長白の町に別れを告げ、約4時間の長いバス旅が始まった。行先は「臨江」という鴨緑江沿いの小さな町。ということはこれから4時間ずっとべったり鴨緑江沿いを進むことになる。とっても楽しみである。

2017年7月18日火曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(山上編)

下流の方面を歩いた後は、全州拌飯館で昼食をとりホテルに戻って一時休息。正直もう長白で見るべきものはひと通り見たという満足感があったので、このまま夜までホテルにいてもよかったのだが、それはそれでここまで来ておいて勿体無いという気持ちがあり、最後に少しだけ気になっていた場所へ行ってみることにした。


それは灵光塔(霊光塔)。長白の市内から山の上を見ると、この塔がところどころから垣間見えるのだ。市内から見えるということは、あそこに行けば市内が一望できるはず、市内が一望できるということは対岸の恵山も一望できるはず…これは絶対に行かなければならない…!とまで強い意気込みでなかったことは先述の通りだが、そういう訳で山に登ったわけだ。(画像は一部を除きクリックで拡大)
※ちなみに詳細は後述するが、この塔は霊光塔ではない。

2017年7月1日土曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(川沿編②)

2日目の朝、まず何はともあれ脱出(という言い方はあまりよくないが)手段を確保しなければならないため、バスのきっぷを買いにふたたびバスターミナルへ。昨日は川沿いを歩いたのでこの時は街中を歩いた。
難なくきっぷを手に入れたのちは早上好早餐という店で朝食をとり、ホテルで小休止。10時くらいに再出発をしようとしたところで事件編に記した2件目の事件が起こったわけだ。
というわけで、川沿いには近づくなと言われた手前、川の方向に直行するわけにもいかず一旦街中のほうへと歩き始めた。

2017年6月18日日曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(川沿編①)

…話を少し戻して、長白県バスターミナルに到着後は徒歩でホテルまで移動し、ひと悶着あったものの何とかチェックインを済ませたら、帰りのバスのきっぷを買うためにバスターミナルまでお散歩。来るときは分かりやすい道を優先し市街地のほうを通ってきたが、せっかくなので今度は川沿いを歩いてみる。

2017年6月16日金曜日

長白観光ガイド「早上好早餐」

早上好早餐 外観
早上好早餐は、民主街に面している朝食店です。店名を無理やり日本語に直せば「おはよう朝食」にでもなるのでしょうか。

2017年6月15日木曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(事件編)

長白県バスターミナル(长白县客运站)外観
さて、何とか大きな事件もなく無事に長白に着いたわけだが、この小さな辺境の町で実は小さな事件に2件も遭遇してしまったのだ。

2017年5月20日土曜日

北朝鮮の都市「恵山」を望む中国の小さな町「長白県」に日本人が1人で行ってみた(導入編)


恵山市(ヘサンし、혜산시)は朝鮮民主主義人民共和国北部の両江道の道都。鴨緑江に面した中国との国境の町である。国境となっている鴨緑江が、この周辺では狭くまた浅くなっているため、密貿易が盛んである。2008年時点の人口は国内20位で約19万人。(Wikipediaより)
…そんな恵山市の対岸にあたるのが中国の「長白鎮」(长白镇)である。最寄りの駅まではバスで約4時間という、文字通り「辺境」の町だ。(もっとも実際の最寄り駅は朝鮮の恵山青年駅だが…。)とはいえ人口は百度百科によれば3.4万人と意外に多い。日本では境港市や鴨川市などがほぼ3.4万人のようだ。そんな辺境の町だが、外国人も問題なく(?)滞在することができる。そう聞けば訪れてみたくなるもので、実際に訪れてみた。
全体の旅程としては、こうだ。まずは飛行機でハルビン(哈尔滨)に着き、そこから列車を乗り継ぎ延辺朝鮮族自治州の延吉まで行く。延吉までいけば最寄り駅というわけではないが長白までの直行バスがある。帰りは鴨緑江沿いにバスで臨江(临江)まで出て、そこからは列車を乗り継ぎ次の目的地、丹東(丹东)へ向かう。列車やバスの時刻はネットですべて調べ上げた、完璧な計画だ。

2017年5月16日火曜日

北朝鮮を望む温泉宿「丹東江戸温泉城」に行ってみた

丹東江戸温泉城 外観
中朝国境のまち「丹東」に知る人ぞ知る新たな話題スポットができた。なんと北朝鮮を眺めながら天然温泉に浸かることができるという、なんともディープなスポットなのです。しかも宿泊もできるんだとか(予約はこちらから)。しかしながら現地に行ってみれば意外や意外な盛況ぶり。そこには独特な現地事情がありました。