

まずは貴生川→信楽の補充片道乗車券です。信楽駅にて着駅精算の際にお願いして作成して頂きました。
貴生川駅はJR西日本との共同使用駅で、管理はJR西日本が行っています。
信楽高原鐵道の券売機は設置されておらず、貴生川駅から乗車する場合は乗車駅証明書を有人改札にて呈示し、JR線からの乗換で貴生川駅までICカードで乗車の場合はホーム上に設置された乗換用の改札機で出場処理をした上で車内で整理券を取り、降車の際に着駅までの運賃を支払う方式です。
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
信楽から米原までの硬券片道乗車券です。一見すると同じ区間のように見えますが、上が近江鉄道経由、下がJR経由です。
JR経由には「貴生川・草津経由」と表記されていますが、近江鉄道経由の券面には「貴生川経由」とのみ表記されており、この券面を見る限りでは近江鉄道経由と容易にはわからなくなっています。

信楽から京都までの硬券片道乗車券です。「貴生川・草津経由」と表記されていますが、連絡運輸規則第77条の規定により大阪近郊区間内での他経路乗車が可能です。
余談ですが、画像を見て分かる通りこの京都までの乗車券はかなり日焼けしており、また裏面の通し番号も上の2枚に比べかなり若く、発売実績が僅少であることがうかがえます。
現在発売されている信楽高原鐵道の硬券には運賃改定の押印がされているようですが、この位置に押印すると小児向けに発売した際に印が切れてしまいますが…。
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信楽から勅旨までの小児片道乗車券です。玉桂寺前も同じ運賃区分のため併記されています。券売機では線内完結乗車券のほか、近江鉄道連絡やJR連絡の乗車券も購入可能でした。
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最後に、信楽高原鐵道貴生川駅の乗り継ぎ精算済証明書です。貴生川駅到着時に車内の発行機で受け取ることが可能です。
先述の通り貴生川駅はJR西日本との共同使用駅で、JR線に乗り継ぐ場合は改札を受けることなく乗り継ぐことになるため、この証明書を受け取り着駅または車内での精算を行うことになるようです。近江鉄道の駅は別となっているため、近江鉄道に乗り継ぐ場合この証明書は不要です。
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